絶体絶命のサヤカと「遅れてきた英雄」


ニル・ミル
奴隷商人に連れていかれたアピスを探すため「港町カンナギ」へやってきたリトアとサヤカの二人は、町はずれにある古い水路の奥で商人のアジトを発見し、牢屋に閉じ込められていたアピスを救出。

しかし、逃げる際に三人は奴隷商人のダサールに見つかってしまいました

『リトアはアピスと一緒にあっちへいって!
アイツはあたしが引きつける!』

サヤカは二人を守ろうと水路に飛び降り、水の中をばしゃばしゃ走って必死に奴隷商人から逃げ回りますが、
ついに壁際へ追いつめられてしまうのでした

『おけけけ!眼鏡のお嬢ちゃんの代わりに
オメェを捕まえてやんぜ!』

『や…やぁっ!こっち来ないで!』

どうしようもなくなって泣き出すサヤカ。怯える彼女に奴隷商人ダサールがじりじりと迫ります。

その時……
水路の壁を破壊し、ツルハシを担いだ筋骨隆々の男が現れました


『かはーーっ!!
待たせたな!スーパーヒーローの参上だぜ!』

カンナギに滞在している小さな船乗りの子供がサヤカ達を助けようとソメイまで走り、屈強なオックスを連れてきてくれたようです。『な…何だテメェは!?』と狼狽える商人にオックスはツルハシで怒りの一撃を食らわします。

サヤカは助け出され、リトアやアピスと無事再会を果たすのでした。

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